2010年03月06日

映画「沈黙を破る」 感想

はだの・平和都市宣言につどう会主催で 無料の映画「沈黙を破る」を見てきました。

2002年頃から 撮りためた 映像を 編集したドキュメンタリー。
しかも どちらかというと インティファーダのシーンなど、目を引くシーンをなるべく入れないで、兵役を終えたユダヤ兵士のインタビューと、破壊された瓦礫より掘り出される人を 嘆く肉親。

ただ今回の上映は パレスチナの事を知っているというより、平和全般の活動としての映画上映で、どちらかというとストーリー性のあるものを期待された年輩の方が多かったように思われる。

その人達には ちょっとしんどかったようで 途中退席の方もちらほら。約200名ほどではあったが、若い人がすくないことにちょっと寂しい想いをした。

内容的には 民主主義国家イスラエルの正義のための兵役だと信じて、占領地へ向かったが、そこでは人道のかけらもなく、命令されるのはパレスチナ人への非道の数々。
だんだんその状況が日常化して、どんどんその状況を楽しんでいる自分。ある日鏡で自分の姿を見たとき、角が生えている鬼のように映った。
兵役を終えて、沈黙せずに 語ることによって本当の自分を取り戻そうとしている イスラエル元兵士らのインタビューが中心。

個人的には いままで ピースナウのユースやUri Avneryさんなど つきあいがあったが、ユダヤ人の中では 左翼主義者と見られ、一般の人にはレッテルを貼られているようで、あまり話題にならない。
しかし今回の元兵士は 左右の政治的ではなく、一般の兵士が 声を上げたことが、イスラエル社会への影響力もあるようです。

現実に占領をするのなら、人種に関係なく、人権くらいは保障すべきで、今のイスラエルは暴力で 黙らそうとか、占領地よりヨルダンなどへ追いやろうとする 植民地的発想をいまだにしている。

結局 イスラエルの占領政策の代償は 「沈黙を破る」 のごとく じわじわ イスラエル社会へ 響いてくるのかも。
posted by k-senda at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | パレスチナ ユダヤ問題  | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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